当店に2021年入荷分です。
ブリュット・ナチュール　レ・ベルモン　グラン・クリュ

品種：シャルドネ
植樹年：1952年
醸造：樽で発酵　樽(225L)で9ヶ月間熟成

アンボネの村近くの、このレ・ベルモンのテロワールの真価を知っているヴィニュロンは少なく、評価もされていない。しかしながら誰の手も加えられてこなかったこの土壌、は卓越している。一方にはローム、もう一方には粘土、そして深さ75cmにはチョークが層を重ねている。明るい色の土壌で、シャルドネの栽培地として最適だ。この1952年に植えられたブドウ樹のセレク
ションは素晴らしい。

ブノワ自身、このワインに秘められた若さゆえのエネルギーと抑制された力のもたらす「精度の高さ」が好きだという。ブノワにとって一目ぼれ（大変お気に入り）のワイン。穏やかにみせてエネルギーに満ちた非常に緻密な仕上がり。

2014年は、ワックス状のレモンの皮、柑橘類のコンフィット、ペストリークリーム、オレンジオイル、白くしたアーモンドの香りでグラスに広がります。ふくよかで包み込むような、肉厚で筋肉質なプロファイルで、ワインとテクスチャーがありながら、若々しく控えめで、長くて塩辛いフィニッシュで締めくくられています。

≪パーカーポイント　９５点！≫
2014 Marguet Ambonnay Grand Cru Les Bermonts

Rating：95
Release Price：NA
Drink Date：2020 - 2030
Reviewed by： William Kelley
Issue Date：1st May 2020
Source：Issue 248 End of April 2020, The Wine Advocate

From Chardonnay vines planted in 1962, the 2014 Ambonnay Grand Cru Les Bermonts was disgorged without dosage in March 2019. Unfurling in the glass with aromas of waxy lemon rind, confit citrus, pastry cream, orange oil and blanched almonds, it's full-bodied, ample and enveloping, with a fleshy and muscular profile that's vinous and textural but at the same time youthfully reserved, concluding with a long and saline finish. While Pinot Noir dominates Chardonnay in terms of planted acreage in this village, this wine makes clear that Ambonnay dominates either cepage in the glass.

※厳密にいうとデゴルジュの時期が違えば、別のものになりますが、大手メゾンなど生産量の多いところは毎月のようにデゴルジュを行っており、ミレジメのようにベースワインやセパージュ、ドサージュなど同じで造っているものに関しては、レイトリリースなど大きくデゴルジュの時期が異なるものを除き、同様の評価として判断しても差し支えありません。